こんにちは、Wakaです。
高校を卒業してすぐに就職して会社員をしています。
株式投資に興味があり、簿記の勉強を始め、独学で日商簿記3級を取得しました。

簿記を学習しようと考えている人
「簿記を学習するメリットって何だろう…。経理をやっている人以外はあまり関係がないんじゃないかな…。簿記を勉強するメリットを教えてください。」
こういった悩みに答えます。
実際に私が取得してから感じたメリットをご紹介します。
結論、簿記は社会人が知っておくべき最低限の知識です。
簿記を学ぶことで、「ビジネスにつながる・資産が増える・お金の不安がなくなる」というメリットがあります。
※2~3分程度でサクッと読める内容となっています。
簿記を勉強することで得られるメリット

早速、結論を解説していきたいところですが、簿記について簡単に解説させてください。
簿記とは、簡単に言うと「帳簿(=家計簿)の付け方」です。
企業には、必ず帳簿(=家計簿)をつける義務を負っています。
この企業の家計簿をつけるテクニッが”簿記”です。
簿記を学ぶことで、会社の経営数字も正しくとらえることができます。
特に株式投資などを行っている方は、どこの会社が儲かっているのか・損しているのかを把握することができるようになります。
これは、もし自分でビジネスを始める場合も必ず簿記を使って、支出と収入を決められたルールで資料にまとめなくてはいけません。
この簿記は、日本だけでなく世界でもほとんど同じように作成されているので、アメリカやヨーロッパの企業の業績もおおよそわかります。
では、メリットについて解説します。
ビジネスに生かせる(副業をするのにも)
先ほど、簿記は企業の家計簿だという説明をしました。
今後ますます副業が当たり前になってくる世界
自分でスモールビジネスを始める方が多くなってくるのではないかと思います。
このときに簿記の知識を持っていると収入、支出の管理ができるのでビジネスを始める方は必須知識となります。
自分でビジネスをする人以外にも、SEなどのエンジニアはぜひとも持っていただきたい資格になります。
企業で使っている受注や発注などの仕組みで上がってくる数字は最終的にすべて経理の数字につながります。
もし、新しい仕組みを開発する立場なのであれば最低限簿記を学んで、受注の数字がどうなっていくのかなど知っておいた方が安心してシステム開発を任せてもらえると思います。
資産が増える
資産が増えるというのは
簿記は、いわば企業の家計簿なので、当然、自分自身の収入・支出につても管理する知識を有することができます。
自分の収入がどれくらいで、どれくらいの支出があるのかは、自分自身が1つの企業ととらえれば、容易に計算できます。
自分の支出と収入がわかれば、どれくらいい貯蓄がしていけるのかなど、わかるので資産が増えるのは必至です。
自分の管理ができれば、余力のある資産がわかってきます。
そうすれば、資産投資に回すことができ、さらに資産が増えるという、好循環が生まれます。
また、投資先についても簿記の知識を生かして、その企業が公表している決算内容を見れば
この先、上がっていく企業なのか、そうでないのかの判断材料の一つにもなります。
あまりよくわからずに投資している方は、簿記を学んで、企業の経営数字に着目するのも面白いと思います。
お金の不安がなくなる
こちらも先ほどの話の関連になります。
自分の支出、収入が管理できるということは、これから必要な費用、それに対する自分の余力というのが管理できます。
お金に不安を感じている方は、漠然とお金が足りそう、足りなさそうというどんぶり勘定をしていることが多いんじゃないでしょうか。
例えば、今月100万円の出費がある、口座には105万しかない、でも、出費のあとすぐに30万の収入があるという場合。
きちんと、支出と収入が管理できていれば、なんの心配もないですが
105万の手持ちと100万の出費しか考えなかったらそりゃ不安になりますよね。
今回は簡単な例でしたが、普段の生活はもっと細かいと思います。
こういった管理ができるような知識なので、普段の生活レベルに落とし込んだ場合でも十分安心して暮らすことができます。
自分自身の管理という面では、FP試験の勉強も効果的ですのでこちらも合わせてどうぞ
簿記の概要・取得難易度(3級)

最後に、取得の難易度ですが
受験者数:30万人/年
試験月:2月/6月/11月
合格率:40%前後
受験料:2,800円
と、合格率はあまり高くなさそうに見えますが
学校などで一斉に申し込まれたりする試験なので、そのせいで低くなっているだけだと思います。
独学でも十分合格できるレベルです。
2月での簿記3級の独学勉強方法についてはこちらをどうぞ
まとめ:資本主義社会を生きるなら学習必須!
いかがだったでしょうか。
簿記を学ぶメリットについて紹介しました。
簿記は、私生活やビジネスでも幅広く使う知識です。
資本主義の世界では、必須といっても過言ではありません。
今回はここまで
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